2010年5月1日土曜日

屋良・里・高木/セビージャの日本人舞踊家たち

いやーびっくりしました。
魅せてくれました。

4月29日22時セビージャ カフェ・ソル。
バルの奥に小さな舞台のあるこの店で踊った3人。

屋良有子

里有光子

高木亮太


いずれもすでにマルワのコンクールなどに入賞している彼らだから
留学生というのもおかしいかもしれないが、
実際、今はセビージャでスタジオに通うなどして学んでいる3人。
伴奏は歌がイバン・カルピオ、ギターがフアン・デ・クレメンテ。
店は時折、若手や留学生が公演するところで
留学生、練習生たちで満員。熱気がうずまいている。

オープニングはグアヒーラ。
里が踊り始めたかと思うとそこに屋良がからみ最後は高木も入るという
こった構成のプレセンテーション。
そして高木のソロはティエントス。

やっぱ流行なんでしょうか。ずーっと観てないと思ったらこれだけ続くなんて。
が、このティエントスがめちゃくちゃよかった。
ティエントの部分がけっこう長いのだが、あのねっとりからみつくようなリズムを
しっかり身体にとりいれて、男性らしい力強さと重みも感じさせる、
気合いの入ったティエントスだった。
欠点といえば、回転で軸がずれてしまうことがあることだろうか。
でもグラシアもあるし、いやー、なかなか面白い存在になりそう。

これで1部が終わり、休憩をはさんでの2部は
里のソレア。端正なソレアである。

黒のシンプルな衣装で踊る彼女はもともと姿の美しい人だが動きも美しい。
きっちりつくって、いい意味でそつなく踊る。
いやあ、今の若い人はみんなうまいなあ。。。と感嘆。
肩が前に出がちになることだけ少し気になったけど、
これって日本人のほとんどにおこることだよね。
ってか、日本人は骨格的に肩が前についてるし、
足やるとき前屈みになりがちなのも普通におこりうるわけで。
でもそこを意識して胸開くようにするとさらにきれいに、
フラメンコにみえる、と私は思うのであります。

最後は屋良のシギリージャ。これがまたすごかった。

もともと大きな目で、目力のある人だが
それに加えてそのテンペラメント!
彼女の中にある激情がずんずんと尋常でない集中力で
ぐんぐん観客をひきこんでいく。
いやあ、魅せます。


参りました。
先日日本で観た松彩果さんといい、
日本の若手、すごいことになっていますね。
今頃、何いってんですか、と怒られそうだけど、セビージャでは
そんなにたくさんみることできないのですよ。
今度はぜひもっと大きなところでほかの曲も観てみたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿